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目次
鳥山明氏の突然の訃報
『ドラゴンボール』などで知られる漫画家の鳥山明さんが3月1日に急性硬膜下血腫により死去したことが分かった。
8日にドラゴンボール公式サイトなどで伝えられた。68歳だった。突然の訃報に著名人からも追悼の声が続々とあがっている。
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鳥山明氏の経歴と作品紹介
ウィキペディアより抜粋
1978年に『週刊少年ジャンプ』52号にて読み切り作品『ワンダーアイランド』でデビュー。集英社との専属契約下で『週刊少年ジャンプ』などジャンプ系列誌に作品を発表。代表作『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』はいずれもテレビアニメ化され、1981年から1999年にかけてフジテレビ系列の毎週水曜日19時 – 19時30分は『Dr.スランプ アラレちゃん』から始まり、『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドクタースランプ』と、長期に渡り鳥山原作のアニメが放映されていた。
漫画家としての活動の合間にデザイナーとしても活動し、『ドラゴンクエストシリーズ』などのゲームやマスコットのキャラクターデザイン、プラモデルや車などのデザインを多数手掛けている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B1%B1%E6%98%8E
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代表作「Dr.スランプ」の魅力と影響
Dr.スランプ まとめ
作者: 鳥山明
連載期間: 1980年~1984年
主人公の則巻アラレは、誰とでも友達になろうとする天真爛漫な性格。
千兵衛の設計ミスにより、強度の近視で、ロボットのくせにメガネをかけています。
天然おとぼけ少女で、彼女を破壊しようとするDr.マシリトとの戦いも、
本人にとっては「遊び」という認識しかありません。
趣味は「つおい(強い)」人と戦うことと、ウンチつつき、パトカーや白バイ破壊など。
「ほよよ」「んちゃ」「キーン」「バイちゃ」などといった独特のアラレ語を使います。
このアラレちゃんの特技が「地球割り」。
パンチ一発で地球を真っ二つに割ってしまうほど凄い威力を持ちます。
アラレたちが原始時代にタイムスリップした時に持ち帰った卵から生まれたガッちゃん(則巻ガジラ)同様、悪い地球に鉄槌を喰らわすつもりだったのでしょうか?
掲載誌: 週刊少年ジャンプ
内容: 発明家が作ったロボット、則巻アラレの日常を描いたギャグ漫画
特徴:
- 個性豊かなキャラクター
- ハチャメチャなギャグ
- 明るいストーリー
受賞歴:
- 第27回(1981年度)小学館漫画賞少年少女部門
その他:
- 集英社ジャンプコミックス全18巻
- アニメ化、映画化もされている
代表的なキャラクター:
- 則巻アラレ
- 則巻千兵衛
- スッパマン
- ニコチャン大王
- ガッちゃん
参考:
- Dr.スランプ – Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/Dr.%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97
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代表作「ドラゴンボール」の世界と人気
鳥山明さんの訃報を受け、関係者やファンから追悼の声
週刊少年ジャンプ編集部:
- 突然の訃報に深い悲しみ
- 国境を越えて愛された作品
- 魅力的なキャラクターとデザインは多くのクリエイターに影響
鳥嶋和彦さん (ドラゴンボール初代担当編集者):
- 45年間ありがとう。最高の漫画家でした。
尾田栄一郎さん (ONE PIECE作者):
- あまりに早い。空いた穴が大きすぎる。
- 漫画で大人も子供も楽しめる時代を作った一人
- 漫画の可能性を見せてくれた
岸本斉史さん (NARUTO作者):
- ドラゴンボールチルドレン
- 心の穴にどう対処すれば良いのか分からない
- 漫画の神様
堀井雄二さん (ドラゴンクエストゲームデザイナー):
- 信じられない気持ち
- 長きに渡ってドラゴンクエストを作ってきた仲間
海外のファン:
- あなたのドラゴンボールと共に、子供の頃の記憶が蘇る
- ドラゴンボールがなかったら子供の頃の自分が想像できない
- 天界の界王様のところにいて、スーパーサイヤ人になってくれますように
- 私たちにはドラゴンボールが必要だ
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鳥山明氏の創作プロセスと思想
鳥山明氏の創作活動における新たな章
1. 鳥山明氏の多面的な才能と独特の創作哲学
- 漫画界の巨星であり、「ドラゴンボール」以降の作品世界は新たな章
- 「SAND LAND」プロジェクトで象徴される多面的な才能と独特の創作哲学
2. 「ドラゴンボール」以降の変化
- 世界的成功後、より地味で平和な物語を求める
- 「SAND LAND」で顕著な変化:水不足の砂漠を舞台にした異種族間の友情と冒険
3. 鳥山氏にとっての「SAND LAND」
- アシスタントなしで描き上げた唯一の作品
- 創作過程自体が新たな挑戦
4. 劇場アニメ「SAND LAND」
- 2023年夏に公開
- 新たなキャラクターとドラマチックな要素を加え、鳥山氏の想像を超える展開
- 鳥山氏はアニメスタッフの演出を歓迎し、積極的に関わった
5. 新たな物語の扉
- アニメ「SAND LAND」の制作過程が鳥山氏の創作意欲を刺激
- 新たな物語「SAND LAND: THE SERIES」誕生
- Disney+で配信予定
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漫画業界への貢献とその功績
鳥山明さんの偉大なご功績
1. 漫画家としての功績
- 1984年連載開始の『ドラゴンボール』は世界的人気
- アニメ化、実写化などされ、今もなお愛され続ける作品
2. ゲームデザイナーとしての功績
- 『ドラゴンクエスト』シリーズや『クロノ・トリガー』のキャラクターデザイン
- 圧倒的なデザインセンスは多くのクリエイターに影響を与える
3. 日本のコンテンツ文化への貢献
- 作品は国境を越えて世界中で読まれ、愛される
- 日本のコンテンツが世界で認知される一助となる
- インバウンド観光客の増加にも寄与
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鳥山明氏の亡くなった経緯と死因の解説
鳥山さんは急性硬膜下血腫により亡くなりました。
急性硬膜下血腫は、脳を覆っている硬膜と脳の間で出血が起きる症状です。
彼のプロダクション「バード・スタジオ」は、彼が1日に亡くなったことを報告しています
最後に
ポチ男も「Dr.スランプ」をはじめ「ドラゴンボール」とどストライク世代です。
あまりにも早いお別れですが45年間素敵な作品をありがとうございました。