知らなきゃ危険!ガソリン携行缶の使い道・給油方法・保管の注意点まとめ

知らなきゃ危険!ガソリン携行缶の使い道・給油方法・保管の注意点まとめ

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

ガソリン携行缶っていつどこで使うの?用途や給油の注意点まとめ

投稿者:ポチ男マスター(スタンド歴16年以上)

ガソリン携行缶と柴犬ポチ男マスターのイラスト

こんにちは、スタンド歴16年以上のポチ男マスターです。今回は「ガソリン携行缶っていつどこで使うの?」というテーマで、意外と知られていない使い方や注意点について、ラジオ感覚でやさしく解説していきますよ〜。

ガソリン携行缶って何?

ガソリンを持ち運ぶための専用容器、それが「携行缶」。

ホームセンターなどで見かけることもありますが、使い道って意外と知られていないんですよね。

どんなときに使うの?

携行缶の用途はいろいろあります。たとえばこんな場面で活躍します:

  • 発電機や草刈り機、チェーンソーの燃料補給
  • 農機・建設用重機・除雪機の燃料補給
  • ジェットスキーなどのレジャー用途
  • サーキットや走行会などでの予備燃料
  • 災害時や被災地支援のための燃料持参
  • 車やバイクのガス欠対策

ちなみに私ポチ男も、昔レーシングカートの燃料用に使っていました!

給油のルールと注意点

以前はゆるかった携行缶の取り扱い、いまではルールがとっても厳しくなっています。

セルフスタンドでは、ユーザーが自分で携行缶に給油するのは禁止です。これは消防法で決まってるんです。

どうしてもセルフで携行缶に給油したい場合は、インターホンでスタッフを呼んで給油してもらう必要があります。ただし、スタッフが少ない店舗では断られることも……。

さらに、2019年の京都アニメーションの事件以降、2020年からは規制が強化され、以下のような対応が義務化されています。

  • 運転免許証などによる本人確認
  • 使用目的の確認

私も実際、スタンドで携行缶に給油したとき、お客さんに使用目的などを聞くと「なんでそんなことまで?」とイヤな顔されることが多かったですね〜。

容器の規格と運搬の注意

使う容器は消防法に適合したものが絶対条件!「危険物保安技術協会の試験確認済証」などがついている携行缶を選びましょう。

そして運搬する量にも制限があります:

  • 最大200リットル未満
  • 乗用車で運ぶ場合は22リットル以下

使用時の注意点

  • ガソリンは直射日光の当たる場所や高温の場所に保管しない
  • フタを開ける前に必ずエア抜き
  • 発電機などに給油する前には必ずエンジンを停止
  • 携行缶のガソリンは3〜6カ月以内に使い切る

まとめ:携行缶は便利だけど正しく使おう

ガソリン携行缶は、使い道も多く非常に便利なアイテムですが、そのぶん取り扱いには細心の注意が必要です。

スタンド歴16年以上の私ポチ男マスターとしては、携行缶を使うときは「正しい容器・正しい方法・正しい場所」での使用をおすすめします!

それでは皆さん、安全第一でガソリンを扱ってくださいね〜!